キラキラ大島雑記帳

インディーズレーベル『キラキラレコード』代表、大島栄二の日記です

政治・社会

マニフェストというのは何なのか

昨日の報道ステーションで解説者が「マニフェストというものを見て政党が約束をするのがルールになって来た。これで消費税をいつ頃何%に上げますということを書いていないのなら上げてはいけない。」みたいなことを言っていた。ちゃんちゃらおかしいと思う…

さあ解散

さあ解散だ。 数日前に書いた中では、自民の中の騒動は茶番だと書いた。おおむね間違ってはいないと思うが、それでも思ったのは、これは茶番というより、子供のケンカだったんだなということ。お芝居のような書き方をしていたが、どうやら本気で争っていたよ…

「それは増税か」という人の政治観

税とは何か。それは富の再配分である。 富の再配分というとなにか奪ったり奪われたりするような印象があるが、僕はこう思うのだ。例えば会社に入るとどこかの部署に配属される。営業部に行く人もいるだろうし、総務部に行く人もいるだろう。営業部の人はお金…

出来レースと梯子外し

自民党のゴタゴタは出来レースだと思う。本気で党を割る気の人がいるのであればとうに内閣不審案に賛成票を投じているはずだ。しかしながら誰一人として賛成せずに粛々と否決された。小泉チルドレンの長崎議員は離党したが、これは山梨で刺客として立てられ…

解散へ

ここで解散するだろう。でなければ、解散は難しくなる。話題という点でも麻生さんが生き残るにはこのタイミング以外にない。もっとも政党内での生き残りと、国民の意識の中での生き残りは全く別の話だが。 それぞれの人がそれぞれに自説を述べる。それをすべ…

都議選

先週末から都議選が始まった。だが以外にも街は静かな印象がある。この週末に主立った繁華街にはそれほど行っていないからかもしれないが。 それでも都議選が始まったなということを感じさせる出来事にはいくつか遭遇した。金曜日、所用あって新宿まで向かっ…

知事の反乱について

知事の反乱が先週くらいから話題になっている。メディアも面白可笑しく取り上げていて、まるで平成維新だといわんばかりの持ち上げようだ。だが、非常にくだらない。そのくだらなさを明確にしようと思っていろいろと書いていたらどんどん書き続けていて、さ…

ルール

僕たちはルールの中で生きている。ルールがなかったら誰も信じられなくなるだろう。 先週、足利事件の犯人とされていた人が、その根拠だったDNA判定が間違っていたということで再鑑定されて、その結果釈放された。いいことだと思う。だが、それはいいことで…

インフル被害

神戸では安心宣言が出された。安心ってなによ、と思う。成田での水際検疫の時も仰々しいなあと思ったし、それで大して効果はないぞ、すぐに国内感染は広がるぞと思った。 それで案の定ガンガン広がった。エキセントリックなパフォーマンスは「そんなにひどい…

党首討論

いやあ、馬鹿げている。2大政党が15年ほどの時を経てようやく目の前というところまで来ながら、このバカらしさ加減はどうなんだろうか。 麻生さんは低レベルなワイドショーと同じような追求(しかもその低レベルなワイドショーさえももはや話題として取り上…

街頭演説会

夕方、有楽町マリオン前で民主党の代表選候補者による街頭演説が行われた。4年前の夏、小泉首相の演説を見ようと思い、福岡の候補者山崎拓の応援演説に来たのを見に行ったことがある。やはり生で見るのはテレビとはまったく違うなということをその時に感じ…

メディアの意思と国民の意思

一体全体どういうことなんだと思う。毎日新聞の記事には岡田25%、鳩山13%と国民世論調査というのが発表されていた。まあ、それはいい。現在まで報道されているところでは民主党所属の衆参国会議員の投票で決まるといわれている次期代表、しかも国会議員の勢…

前原を取り込め

小沢代表辞任。会見から2日だが、その後いろいろ論評も出ているし、早くも後任は鳩山か岡田かという構図が取沙汰されている。この鳩山vs岡田というのは、ずっと小沢一郎を支持してきたグループがとりあえず鳩山を担ぐという動きと、それでは小沢色を拭うこ…

交代

いろいろな意味での交代表明だという気がした。小沢一郎の民主党代表辞任会見は意外なまでに爽やかな笑顔に満ちていた。 思えば1年半前にも小沢一郎は代表辞任会見を行った。その時はもう本当に怒りと失望に満ちた表情と声の震えを見せていた。民主党はまだ…

法治国家とは

林真須美被告の死刑が確定。これはどうなのだろうと思う。というのは、法律論と感情論がごちゃ混ぜになっているように思うからだ。林被告に罪があるとか無いとかの話ではない。この裁判に論理的一貫性があるのかということと、全体的に法は全てのケースに公…

世論

ニュースを見ると平壌の市民という人が「この打ち上げは我が国の技術力の素晴らしさを世界に誇る出来事です」とかなんとか、とにかく北朝鮮は素晴らしいということを誇らしげに語っている映像が流されていた。それをみてどう思うべきだろうか。恐怖政治に押…

法令遵守と現実の狭間

昨日のニュース。愛育病院が周産期指定病院の返上を打診しているということだった。最初そのタイトルだけをきいた時には、なんという身勝手な話かと、少々憤りさえ感じたりした。各地で産科医が不足していて、産婦人科をやめてしまう総合病院が多いというの…

小沢さんよ、語りに語れ

本日秘書が起訴されるだろうと報道が喧しい。そして小沢代表は進退について発表をするとも報道される。この問題についてはなんでこんなに歪曲された報道がされるんだろうと不思議で仕様がないが、それがこの国の報道というものなのかとちょっと諦め感も漂っ…

2人のイチローさん

2人のイチローさんがバッシングを受けている。大リーグマリナーズに所属のイチローさんと、民主党に所属の小沢イチローさんの2人だ。 書いている時点ではWBC二次予選のベスト2を賭けたキューバ戦目前。アメリカに上陸してキューバ戦と韓国戦の2試合で9…

決算は結局どうなるのか

年を越す頃あたりから各企業は今年度の業績予測を次々と下方修正してきた。その最大の理由は円高である。詳しい数値は今僕の手元にはないが、1円高くなると数億円とか数十億円とか、数百億円とか売り上げが変わってくるとか何とか。各企業1ドル100円で業績…

希望との出会い

拉致被害者家族の田口さんと金賢姫との面会が行われたというニュースはちょっと面白かった。12年ぶりに公の場に現れたという金賢姫は若いのか老いたのかよくわからない。老けているようにも見えるし、それなりに若いようにも思える。田口さんの息子に「韓国…

国策捜査という世論操作

いろいろな問題が新たに登場している。検察は世論を味方に付けるために様々なソースをリークという形で次々に繰り出している訳で、それにマスコミが乗ってしまっているだけなのだが、そのリーク情報の出方にあっさりと乗っているメディア人もいれば、それに…

小沢会見

朝の記者会見生中継を見る。こういう会見は生で見なければ全貌がわからないと思う。会見で語られたことがすべて信じられるということではない。信じる信じないを超えて、なにを言ったのか、そして何がいわれて何がニュースで伝えられるのかということが、わ…

末期

どこまで適当なんだろうか? そう思わずにはいられない麻生総理と自民党のみなさん。郵政民営化には反対だったって、そりゃないだろう。野田聖子が言うならまだいいよ。復党の際にこの件について納得しますよ認めますと誓約書を提出して戻ってきたのだから本…

泥船政治

呉越同舟とは、同じ舟に敵同士が乗っていることの故事である。今にも転覆しそうな舟に乗れば、仇敵であっても敵対心を忘れてその危機を乗り越えようとするというという例えで、そもそもは孫子の、死地であっても兵士の心を固め、生きる道を探れという教えで…