キラキラ大島雑記帳

インディーズレーベル『キラキラレコード』代表、大島栄二の日記です

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

バーン・アフター・リーディング

コーエン兄弟、この前はノーカントリーだったろう? マッカーシーだったろう? それからどうしてこんな、スチャラカな映画を作るんだろうって感じで、ちょっと面白かった。いや、くだらなかった。いや、くだらなくて素敵だった。ボタンの掛け違いで話は展開…

敵なのに~金本知憲『覚悟のすすめ』

先日昼飯を食いに出たら、いつものお店が休みだった。それでいつもは行かないところに行こうとしたのだが、あいにく何も本を持っていなかった。いつもの店だったら新聞を読むつもりだったのに、何も読むものなくて注文を待っているのはなんか苦痛だ。それで…

罪とはなんだろうか。大きなニュースを見ながら、誰もが語ったりしながら、今更と思いながら、僕もちょっとだけ考えてみた。草なぎくんの話。 彼が捕まった理由は公然わいせつだったのだが、よくある変態男が裸にコートで出会い頭の女の子に向けてコートを開…

失敗する理由

お昼にラーメン屋さんに入った。お昼といっても3時半くらい。いつも行く定食屋さんは既に休憩に入っている時間で、初めてのお店に立ち寄ったのである。このラーメン屋さん自体つい最近オープンしたお店で、大々的な看板に「いつか食べてみよう」とかは思っ…

法治国家とは

林真須美被告の死刑が確定。これはどうなのだろうと思う。というのは、法律論と感情論がごちゃ混ぜになっているように思うからだ。林被告に罪があるとか無いとかの話ではない。この裁判に論理的一貫性があるのかということと、全体的に法は全てのケースに公…

有刺鉄線ライブ

一昨日の土曜日、新宿URGAに有刺鉄線のライブを観に行った。有刺鉄線は昨年の秋に方向性の違いから一旦バンドを解散、しかしそもそもバンドを作った中心人物のギタリスト山崎がメンバーを新たに募集して再スタートを切った。しかしボーカルの変更というのは…

張本さん

イチローの快挙に騒然とするマスメディア。騒然とする日本と言いたいところだが、WBCの時ほど国民全体が騒然としている感じではないような気がする。まあ、だからといって快挙が損なわれるわけではない。WBCはイチローだけの結果ではないが、3086はイチロー…

旧交

学生の頃に仲良しだった友達とは、普通はどういう関係性であるのが多いのだろうか。 僕は友達が多い方では決して無い。知人は多い。多くのバンドマン、ミュージシャンたちと日々接する。僕はそういうミュージシャンとはいい意味で距離を置こうとしている。心…

嫌われるものの功罪~『スティーブ・ジョブス 神の交渉力』

文芸書ばかり読んでいたので、ちょっと離れてみたくなった。新書というのは読みやすいように出来ているなと思った。 スティーブ・ジョブスはいうまでもなくApple社のCEOだ。このCEOというのが何の略なのかもよく判っていないし、もしかしたらジョブス氏はCEO…

BANKー堕ちた巨像

クライブオーウェン主演のサスペンスドラマ。結論から言うと、面白かった。 クライブオーウェンをスターと見るかどうか、ナオミワッツをスターと見るか、その辺の判断はいろいろあるだろうか、僕は、ハリウッドスターというには地味すぎるという感がある。だ…

3打席連続

仕事しながらつけていたテレビからのアナウンスを聞いていて、リプレイかと思った。「3打席連続、3打席連続、3打席連続ぅぅぅぅ!」という絶叫。一昨日3打席連続ホームランを打った金本がベースを一周している。ああ、リプレイをなぜ流す? それほどに好…

首相会見

5時から麻生首相の記者会見が行われた。というか、今テレビで流れている。見ていて、なんか笑っちゃう。なぜなら、この会見というか演説は、対処療法の説明であってビジョン提示ではないからだ。これなら総理大臣でなくても官僚のトップでも出来る。 政治家…

世論

ニュースを見ると平壌の市民という人が「この打ち上げは我が国の技術力の素晴らしさを世界に誇る出来事です」とかなんとか、とにかく北朝鮮は素晴らしいということを誇らしげに語っている映像が流されていた。それをみてどう思うべきだろうか。恐怖政治に押…

聡明さ

ミュージシャンとのミーティングは続く。 キラキラレコードはレーベルだ。基本的にはCDを製造して流通させる。それだけである。だが、それだったら単なるプレス会社とか、有象無象のレーベルもどきと変わらない。19年続いているには理由がある。ミュージシャ…

禁煙拡大

ちょっと怖いなと思う。禁煙拡大。昨日からJR東日本では駅での喫煙が全面禁止になったらしい。 これまでもホームの隅に喫煙コーナーがあって、その周囲だけもうもうと煙が立ちこめていた。臭かったので、その周辺には寄らないようにした。その近辺の車両に乗…

YES MAN

ジムキャリー主演の新作映画。ネガティブで引きこもり的な人生を送っていた主人公がすべての問いかけに「YES」と答えるようになるとどうなるかという物語だが、とても面白い。ジムキャリーがすべてにイエスというようになるきっかけは新興宗教のような気味の…