キラキラ大島雑記帳

インディーズレーベル『キラキラレコード』代表、大島栄二の日記です

カッコいいバンドたち:2013年5月編

 たまには音楽の仕事してる人みたいな記事も書いておかなきゃと思います。で、今日はいくつか無名のカッコいいバンドを紹介します。 『lasting』/inorganic or mineral matter  横浜を中心に活動しているポストロックバンドです。ポストロックと名乗っているバンドでも音楽性はまったくバラバラですし、そんなにポストな感じじゃないぞという普通のロックバンドも多いのですが、これはまったくもってポストなロックだなという印象。このカッコ良さは、そんなにロックに精通していないリスナーでもカッコいいとすぐに感じると思います。追求している世界が明確だし、それにストイックに取り組んでいるような雰囲気も楽曲から滲み出てきます。 『nock』/水中ブランコ  鹿児島を拠点に活動しているバンド。熱い、とにかく熱い。格好をつけてそれなりに形を整えるバンドはものすごく多く、というかほとんどがそうだと断言しますが、彼らはそういうことなどおかまいなしにぶちかます、そんなエネルギーを感じます。今月はアメリカツアーだそうで、頑張ってるなと思います。 『生マレ守ナイ』/ソコノケモノ  こちらも横浜を中心に活動しているバンド。リズムが不思議で、ボーカルが妖しい魅力で、ベースに圧力があって、ギターのフレーズが偏執的で、ドラムがグルングルン回っていて、どこをとっても面白い、いや、ステキです。 『FeverRoverRevolver 』/And bottoms  東京千葉を中心に活動する3ピースロックバンド。なかなか渋い。ボーカルの声質にすごく特徴があり、引っ掛かりのある歌になっている。ベースのフレーズがメロディを持っていて、単なるルート弾きではなくて、とても目立ちます。  今日のところはこのくらいで。なお彼らに直接取材したり許可を得ている訳ではないので、上記のYouTubeは突然リンクが切れる可能性があります。その時はその時ということでひとつ。  最後にキラキラレコードの楽曲もリンクしてみます。 『天気予報は雨』/ペパーミントキャンディーズ 先日HDから発見された過去のビデオです。時間が経っても色褪せない名曲というものはあるのです。先日公開したところ、CDが売れました。このマキシシングルに収録している3曲目が一番泣かせる隠れた名曲だったりするので、買っていただいた方は得をしたと密かに思っております、ハイ。 KRDL-00008.jpg (クリックしてCD買ってくださいね)