キラキラ大島雑記帳

インディーズレーベル『キラキラレコード』代表、大島栄二の日記です

20周年ベスト解説〜「星のスピード」カノープス

(上記バナーをクリックすると本日の曲をお聴きいただけます) 20周年を記念した3枚組ベストアルバムをリリースすることになりました。毎日、1曲ずつ紹介しています。1日限定で楽曲をアップしていきますので、よろしければお聴き下さい。(曲は毎日変わります。次の解説ブログがアップすると、このページの楽曲も新しいものに変わってしまいますのでご了承下さい。) 03. 「星のスピード」カノープス(2010年「レインボウメーカー」KRCL-139)  現在のキラキラレコードで活躍するバンドの一つ。2010.12.21にはニューアルバムが出るし、勢いがある。とっても期待しているバンドだ。  ボーカルでリーダーの安斉くんは2001年に隼というバンドでデモ応募してくれていたのだが、その時は何故かスルーしてしまった。今思うと申し訳ないなとか思う。その後カノープスを結成し、今年1月にミニアルバムをリリース。クオリティの良さとセールスの好調さ、そして本人たちのガッツもあって、今はレーベルの主力アーチスト。  スピッツみたいな正統派ポップロックを奏でるバンドで、ある意味キラキラレコードの中では異端かもしれない。この『星のスピード』のようにノリのいいポップナンバーだけではなく、泣かせるナンバーもバラエティ感一杯で才能を感じさせる。こんな正統派をプッシュしてていいんだろうかとか思うこともあるが、基本ノンジャンルで「いいものはいい」ってやってるわけだから、これやらないのはウソだよねって気が強くする。というか、こういうのをやることが実はレーベルにとっても王道なんだろうと思う。売れる期待値も非常に大だし。  カノープスとしてデモを送ってきた時には4人編成だったのが、リリースの際にはメンバー2人になっていた。その後ベーシストが戻ってきたりして、現在では4人バンドに。まあいろいろと山あり谷ありだったわけだけれども、それを乗り越えてさらに前向きになっていけているのも、安斉くんの誠実さと頑張りがあるからだと思う。僕もすっかり応援したいモードになっているし、引き続き大プッシュのバンドだと改めて思います。