キラキラ大島雑記帳

インディーズレーベル『キラキラレコード』代表、大島栄二の日記です

日記

父の日

6月16日が父の日。で、僕は朝から会社に向かう。日曜日だけれど、やらなきゃならないことはあるのだ。 昨年の父の日は息子が生まれる直前で、だから今年は初めて自分が父となった父の日。その父の日に何かをもらえるというような段階ではなく、いつもと同じ…

家族の助け合い

家族は、助け合ってこそだと思う。それはひとつの美学であり美談であり、ある種の宗教的哲学のようなものであると思う。大切にしなければならない。そのことは結婚した時にも思ったし、息子が生まれて親となって一層強く思うようになった。自分には責任があ…

ビデオとアーチスト

昨年の今頃だろうか。僕のレーベルからCDをリリースしたばかりのバンドのライブを四条烏丸辺りのライブハウスに観に行った。といってもただ観るのではない。ビデオを撮影してプロモーションに役立てようというのが最大の目的。楽しみに行ったのではなく、仕…

歩くこと

昨年末の健康診断でちょっと太り過ぎだと指摘され、ダイエットに取り組んだ。 やると決めたらとことんやる性格だからか、かなり順調に痩せ、年末には84.5kgあった体重も今や75kgをちょっと切るほどになった。もちろん食事制限もしていて、それが最大の要因で…

自分のことのように

人との距離感をはかるというのはとても難しい。近寄り過ぎてもダメだし、遠く離れ過ぎるのはもっとダメだ。離れすぎるならもう他人。他人であれば距離感などはかる必要はなくなる。 自分が思っている相手との適切な距離が、相手が思っている自分との適切な距…

規制の理由

東京都が路上での弁当販売を規制するそうだ。そんなニュースをどこかで読んだ。どこかという程度だから真偽のほどは定かではない。まあそんな程度の話と思って読んでもらえたらありがたい。 で、東京都の意向がどうなのかはともかく、そのニュースに対してい…

才能との出会い

先日、恵文社一乗寺店に行った。家原恵太作品展を見るために。家原恵太とは、僕が注目しているアーチストである。 それはほぼ一年半ほど前だっただろうか、同じ恵文社一乗寺店で彼の展覧会を偶然見た。その時のあるひとつの作品がとても素晴らしく、ファンに…

甘ちゃんの経済と愛

今日Twitterである問いかけを受けた。僕が 「しかしまあ、育休中のママに在宅勤務などというふざけたことを言ってるやつらが社会のトップを勤めている間は、まだまだ精神世界の貧しい後進国だと思うよオレ。社員は24時間365日働けって言ってるヤツが国会議員…

TIMBUKTU

ポールオースターのTIMBUKTUを読了。 ポールオースターは大好きな作家。8年ほど前にOracle Nightを読んで以来、ずっとファンだ。ファンなのに8年かけて全部読めてはいない。たいした能力も無いのに洋書で読んだりしているからだ。辞書を引きながら読む。と…

白い月

SONGS、松田聖子の回を見た。その中で彼女が「17の時の気持ちが今も変わらない」と言っていた。 これ、すごくよくわかる。なぜなら僕自身も高校生時代の気持ちと基本的に変わっていないからだ。少しばかり誤解を生みそうな表現で、もちろん色々な経験を経て…

にわかな国際化

キラキラレコードはどんなジャンルなんですかと聞かれることはしばしばだ。だがそう聞かれていつも困る。なぜなら特定のジャンルに偏ったりするつもりは無いからだ。そもそも僕の音楽業界人としてのスタートはビクターレコードであり、そこで営業の仕事から…

家族単位主義

昨日のニュースで「女性手帳の配布が見送られた」といっていた。まああのバッシングだったから当然だとは思うが、担当大臣の森まさこ氏が「最初から提言の中にはなかったんですよ。誤解です」としゃあしゃあと話していたのには呆れた。 ま、それはともかく。…

友人

土曜の夜、旧い友人と京都のビアガーデンで会った。 親族の結婚式で京都に来たとのこと。今日は泊まって明日親戚周りなどして帰るとのこと。彼の上洛を僕は今日の昼過ぎに知った。facebookで彼が叡山電車に乗って比叡山に向かうという写真をアップしていたか…

持てないということ

土曜の朝から恵文社に来ている。京都市左京区一乗寺にある本屋だ。 恵文社一乗寺店はユニークな書店として有名で、京都を旅する人もよく訪れる。四条河原町にあるのならついでに寄ればいい。だが一乗寺に来るのは旅行者にとってはけっこうしんどいはず。なの…

アベノミクスとは何?

まず最初に断っておくが、僕は経済の専門家ではない。と同時に株式投資もやっていない。そういう人間の戯れ言と思ってもらえれば幸いだ。 今日5月23日、日本の株価は大きく下落した。リーマンショックの時よりも大きな下げ幅だったという。狼狽えた人も多か…

お父さん怪獣

ほとんど毎日、夜8時半から9時くらいになると我が家には怪獣が現れる。お父さん怪獣だ。 生後11ヶ月の息子を奥さん(お母さん)が寝かせ付けるのだが、疲れていない日にはなかなか寝ない。暗くした部屋ではいはいして動き回り、壁などにつかまり立ちをする…

寺町夷川

僕の会社キラキラレコードがあるのが京都市中京区久遠院前町。しかし最後の町名でどの辺なのかをすぐにわかる人はそうそういないだろう。京都の地名はすごく複雑だ。ほんの数百m単位で町名は違ってくるし、すべて覚えるなんてことは普通の人には不可能だ。そ…

弱い者がさらに弱い者を叩く

僕には絶交している友人がいる。そういうとちょっと違うかもしれない。正確には小学校時代にとても仲が良く、お互いの家に行き来を繰り返したが、その後なにかでケンカ。絶交。中学卒業までの約5年間、同じ場所に毎日通いながらも1度も口をきかなかった友人…

イクメンウィークエンド

これは個人的な記録です。こういうことをした日もあると覚えておきたいので、書いているだけです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 既に書いたが、昨日土曜日は息子(生後10ヶ月と29日)と一緒に朝からお出かけ。動物園に行った。その後美術館にゴ…

京都の生き物

明日で11ヶ月になる息子と一緒に京都市動物園に行った。 3日前の5月15日にキリンの赤ちゃんが生まれ、16日から公開していたのだ。先々週の週末から、土日のどちらかを父と息子だけの男2人1日旅という感じで出かけることにしている。最初は四条河原町まで。…

橋下舌禍問題

橋下市長が絶体絶命だ。慰安婦問題についてかなり軽はずみなことを言って、集中砲火を浴びている。 維新の存在や活動は正しい民主主義の成立にとって非常に忌々しいものだったので、これで維新(維新である。橋下ではない)が沈没すればいいと個人的には思っ…

相方

最近、というか結構以前から奥さんや旦那さんのことを相方と呼ぶのをよく目にする。最初にそれを見た時は漫才コンビかと思わず突っ込んだ。そのくらい僕には違和感があったのだ。 だが結婚してからはそう呼び合っている人の気持ちもなんとなく解るようになっ…

おかしな本棚

本棚から引っ張りだして読み始めたのが、クラフト・エヴィング商會の『おかしな本棚』だ。 この本は京都に引越してきてすぐ、マンション近くの有名書店恵文社一乗寺店で買ったものだ。東京にいる頃から恵文社という本屋が好きで、Twitterでアカウントをフォ…

放題文化

書籍の読み放題サービスがスタートするとか。ついにそこまでという気がする。でも、それでいいのか? 音楽の世界ではすでに聴き放題サービスはある。昔は有線放送がそういうサービスだった。機械を導入して月額を払えば聴き放題。440チャンネルあるから自分…

アンネ・フランク

先日本屋で絵本の「アンネ・フランク」を見た。 知ってはいるものの、もう内容についてはかなりおぼろげだったアンネの日記。それを絵本にしたもの。全体的に無機質なトーンの絵柄で、えも言われぬ寂しい雰囲気の当時をよく表していると感じた。 当時のドイ…

こどもの日

なんか世情は不安だ。何が不安だって簡単に説明など出来るものか。簡単に出来るくらいなら簡単に修正も出来るだろう。完全な悪と完全な善がいて、勧善懲悪で物事が済めば苦労は要らない。悪に見える人も一方の陣営からはヒーローである。そして何より1人の…

憲法記念日

祝日の今日、昨晩遅くまで起きていたにもかかわらず、長男の起床とともに一日が始まる。休みだから遅くまで寝ているという理屈は通用しない。 で、朝ごはんを食べ、洗濯物をたたんだりしていた。僕がたたんでいる時も生後10.5ヶ月の長男はおとなしくなどして…

ハードディスク

連休の合間の平日はなんか調子が狂う。なんでだろ?リズムがいつもと違うような気がしてならない。 なので、オフィスの掃除を結構真面目にやった。かなりスッキリして嬉しい。部屋が片付くのはいつも気分良いものだが、どこにあるかわからなかったものが偶然…

3年目

2年前の4月28日午後に僕ら夫婦は車にたくさんの残り荷物を積んで東京を出発した。連日の引越準備の疲れからか、途中のSAでかなりの休憩&仮眠をとり、結局京都に着いたのは日付が変わった4月29日の午前2時を回っていた。 荷物を懸命に新居に運び込み、とりあ…

記録の行方

僕らは日常的に写真を撮る。携帯に写真が付いてからの僕らの習慣だ。 それまで、写真は高かった。36枚のフィルムを撮って現像したらすぐに1000円だ。100枚撮れば3000円。そんな簡単にバシバシ撮るものではなかった。でも今はすぐに録れる。気軽に録れる。赤…